本記事では、トリコモナス症に感染した女性の失敗談を3つ紹介します。日本人女性の中のもトリコモナスに感染している人は多くいます。
不特定多数の男性と関係をもっていたり、性風俗店で働いていたりするとそれだけトリコモナスにも感染しやすくなるので注意が必要です。
女性のトリコモナスの症状としては、膣からの悪臭やおりものの異常などが挙げられます。一方、男性の症状しては、尿道からの分泌物の増加や排尿時の痛みなどがあります。
これらに気づいたら、すぐに性感染症を疑い、医療機関で検査を受けるようにしましょう。
目次
不妊になることも!性感染症のトリコモナスに注意
膣トリコモナス感染症は、性感染症のひとつです。トリコモナス原虫が膣の中に入り込むことで感染します。
多くの性感染症が、若い男女の間で感染拡大することが多いのと比較すると、トリコモナス感染症は中高年の男女にも感染が広がっているのが特徴です。
トリコモナスに感染した人の多くは、性器からの臭いによって気づくとされています。膣内で炎症がおこっているために発症する臭いですね。
その後、黄緑色のおりものが分泌されることで、多くの感染者は病院に検査に行くことになるようです。
トリコモナスは女性に強く発症する
性感染症である以上、トリコモナスは男性にも女性にも感染が広がっていくものです。
しかし、トリコモナスの症状が発症するのは、ほとんどの場合において女性。男性の多くは、いざトリコモナスに感染したとしても、自覚症状がないまま過ごしてしまっているとのことです。
一方、女性の場合は、トリコモナスに感染した人のうち60%程度に上記のようなつらい症状が発症するとのことです。
症状が悪化していくと、激しいかゆみやセックスのときの痛みが生じるようになります。とにかく不快感がすごいみたいですね。
症状を放置することで不妊になることも
トリコモナスの怖いところは、症状が発症したまま放置をしてしまうと、最悪の場合、不妊症の原因になってしまうことがあるということです。
トリコモナス原虫が子宮や卵管にまで感染拡大してしまうと、卵子の通り道が塞がれてしまい、結果として子どもをなすことができなくなってしまうとのことです。
また、妊婦さんがトリコモナスになると、胎児に大きなダメージを与えてしまうこともあるようです。
トリコモナスが原因となってお腹の胎児が炎症状態になってしまい、死産や流産となってしまう場合もあるので注意が必要です。
再発が多い性感染症なので注意
性感染症のトリコモナスの特徴としては、再発することが多いということです。トリコモナス感染症自体は、メトロニダゾールという内服薬で10日間ほどで治ります。
しかし、自覚症状のないパートナーの男性からピンポン感染してしまうことなどが多いみたいですね。
トリコモナスの感染に女性が気づいたら、念のため、パートナーの男性にも検査を受けてもらうことが大切です。
男性の場合、尿道から分泌物がでたり、排尿時にちょっとした痛みがでたりするそうです。ちょっとした異変に感づいたら、何はなくとも性病検査を受けるようここをがけるようにしましょう。
日本人女性の5~10%がトリコモナスに感染している?
とある統計データによると、日本人女性の5%~10%のほどの人がトリコモナスに感染しているのだとか。自覚症状がないために、トリコモナスの感染に気づかずに日常生活を送っているみたいですね。
トリコモナスは、他の感染症と比べると症状が軽いため、軽視されがちなようです。
しかし、前述のように、放置したまま症状が重症化していくと、不妊症の原因となる場合などもあるので注意をしなければいけません。
また、感染したから6ヶ月後に発症することなどもあるので、直近に感染原因が思いつかないからといって油断をするのは禁物です。
トリコモナスの失敗談
ここからは、トリコモナス感染症を発症してしまった女性の失敗談を3つ紹介します。ヤフー知恵袋で「トリコモナス」を検索すると、5000件以上の相談がヒットします。
それだけたくさんの人がトリコモナスに悩んでいるということですね。
日本人女性の5%~10%がトリコモナスの感染者であると考えると、いつ自分がトリコモナスを発症するかも分からないということです。
いざという時に困らないように、他の人の体験談をチェックしておくようにしましょう。
半年前に付き合ってた男性が感染源?
トリコモナスの症状に初めて気づいたのは、性器周辺に強いかゆみを覚えたからです。
お風呂でしっかりと洗うなどをしたのですが、一向に治る気配がなく病院に行ってみることに。検査の結果、トリコモナスと診断されました。
最後にセックスをしたのは、半年前に別れた彼氏とです。おそらくその彼が感染源ではないかとのこと。半年間ほど放置をしてしまったため、治療が大変になってしまいました。
1週間~10日間の投薬治療でなんとか治りました。今後、おりものや性器の臭い、かゆみに気づいたらすぐに病院へ行こうと思います。
風俗の仕事でトリコモナスに…
ピンサロで働いていたので、性病に感染することはある程度は覚悟していました。しかし、実際に感染してみるとなかなかつらいものがあります。
客に手マンを強引にやられてからというもの、おりものが変な色になったり、膣から嫌な臭いがするようになったりと散々でした。
慌ててクリニックに行くと、クラミジアとトリコモナスに同時感染しているとのこと。もう踏んだり蹴ったりです。
仕事柄、膣を酷使していたため、炎症がひどくなってしまったのが悪かったみたいですね。将来的に子どもを産めなくなるかも、と先生から諭されました。
トリコモナスが原因で彼氏と破局…
2年ぶりに新しくできた彼氏と付き合った途端、性器周辺に異常を感じるようになりました。いくら洗ってもかゆみがとれず、緑っぽいおりものが分泌されるように…
これは性病だろと思いクリニックへいったら、案の定トリコモナスだとのこと。
感染源は彼氏以外にあり得ないので、そのことを指摘したら逆ギレ。「お前が浮気してたんだろ!」と言われ、愛想が尽きました。
結局、彼氏もクリニックにいきトリコモナスと診断されましたが、このことが原因で別れることに。いざ性病になると、幸せな日常生活が一変してまうんだと学びました。
まとめ:トリコモナスの感染予防にはコンドームを
他の性感染症と比べると重い症状が発症しづらいことから、軽視されがちなトリコモナス。しかし、放置をしていると重症化し不妊の原因にもなるので注意が必要です。
膣口からの悪臭やおりものの異常に気づいたら、すぐに医療機関で検査を受けるようにしましょう。
トリコモナスは女性にのみ感染する病気だと思われがちですが、症状が無いだけで男性が感染している場合も決して少なくはありません。
パートナーの女性へのピンポン感染を防ぐためにも、パートナーの女性のトリコモナスが発覚したらすぐに男性も検査を受けるようにしましょう。
トリコモナスの予防にはコンドームが効果的であるとされています。普段からセーフセックスを心がけ、いざという時に困らにように準備しておくことが大切です。
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