本記事では、抗ウィルス薬であるバルトレックスの特徴とその入手方法などをまとめていきます。バルトレックスは、性器ヘルペスをはじめとするさまざまなヘルペスウィルスの感染症に効果があります。
性器ヘルペス感染症の治療のためには、1回500mgを1日2回の服用となります。また、性器ヘルペスの再発抑制のためには、1回500mgを1日1回の服用となります。
バルトレックスを正規ルートで入手するためには、街中のクリニックを訪れ専門医に処方せんを書いてもらう必要があります。また、保険証の提示もしなければなりません。
これを回避し、家族・会社バレを防ぎ、コストや手間を省く方法としては、海外通販サイトを利用しての個人輸入があります。再発に備えてバルトレックスを常備している方の多くが海外通販サイトで入手しているようです。
目次
バルトレックス(バラシクロビル)とは?
バルトレックス(バラシクロビル)はイギリスの製薬会社であるグラクソ・スミスクライン社が製造・販売をする抗ウィルス薬です。ヘルペスウィルスの増殖を抑える効果があることで知られています。
当然のことながら、バルトレックスは性病である性器ヘルペスウィルス感染症の治療にも使われます。性器ヘルペスは日本国内ではメジャーな性病のひとつとなっています。全国で毎年9000人前後が新たに性器ヘルペスを発症しているとのことです。
この性器ヘルペスの治療薬であるバルトレックスは、医療用医薬品です。つまり、医師の処方せんがないと手にすることは出来ない医薬品であるということです。しかし、以下のような理由からクリニックを避けたい方もいるでしょう。
「クリニックに行く時間がない」
「保険証を提示して会社や家族に性器ヘルペスがバレたくない」
このような方におすすめなのが、海外通販を利用して海外製のバルトレックスを個人輸入する方法です。処方せんなしで日本国内で流通しているバルトレックスと同様の効果をもつものを入手できます。
バルトレックス(バラシクロビル)の効果
本サイトは性病に関する情報を発信しているサイトであるため、本記事でも性器ヘルペスの治療薬としてバルトレックスを紹介します。
しかし、バルトレックスの効果は何も性器ヘルペスに限ったものではありません。バルトレックスの有効成分であるバラシクロビルは、ヘルペスウィルスが原因である以下の感染症にも効果を発揮します。
- 単純疱疹
- 帯状疱疹
- 水ぼうそう
- 口唇ヘルペス
バルトレックスの効果は感染してしまったヘルペスウィルスの増殖を抑えるというものです。このバルトレックスの抗ウィルス効果は類似の効果を持つ医薬品よりも強力です。
ゾビラックスなど同様の用途に使用される医薬品と比べると摂取頻度も摂取用量も少なくてすみます。バルトレックスは認可されてから20年近くが経過する医薬品ではありますが、今でもヘルペスウィルス感染症の治療薬として第一線で活躍しているお薬です。
バルトレックス(バラシクロビル)の特徴
バルトレックスに限らずあらゆる抗ウィルス薬に言えることですが、性器ヘルペス感染症を完治させることは出来ません。あくまでバルトレックスは感染したウィルスの増殖をおさえ、症状を緩和させることが出来るのみです。
神経のなかに取り込まれてしまったヘルペスのウィルスのDNAは除去できません。そのため、表面的には治ったように思えても、身体の抵抗力が弱まったときには再発してしまうのが性器ヘルペス感染症です。
そのような状況にあって、性器ヘルペスの再発を予防する意味で処方される抗ウィルス薬はバルトレックスのみとなっています。抗ウィルス薬は多くありますが、性器ヘルペスの発症抑制の効果が認められ保険が適用されるのはバルトレックスだけということですね。
性器ヘルペスウィルスを完全に除去することはかないませんが、再発のリスクを少なくすることのできる医薬品がバルトレックスとなります。
バルトレックス(バラシクロビル)の副作用
バルトレックスは基本的に副作用のリスクの少ない医薬品として知られています。しかし、医療用医薬品であり身体に一定の作用があるのは事実です。そのため、バルトレックスには少なからず副作用の発症のリスクがあります。
また、腎臓の機能が病気や老化などで衰えてしまっている方には副作用の症状が強く出ることもあるので注意しましょう。認可にあたっての臨床試験においては以下のような症状が報告されています。
- 下痢
- 吐き気
- 発疹
- めまい
- 眠気
- 頭痛
また、件数としては少数ではありますが、以下のような思い副作用も報告されています。
- 急性腎不全
- 重い精神神経症状
- アナフィラキシー症状
- 出血などの血液成分の異常
- 皮膚粘膜眼症候群
- 間質性肺炎
- 呼吸抑制
- 肝機能障害
- 膵炎
もしこれらの副作用の症状の発症を自覚したら、すぐに最寄りの専門医を受診するようにしましょう。
バルトレックス(バラシクロビル)の飲み方
発症してしまった性器ヘルペス感染症の治療のためにバルトレックスを使用する場合は、1回で500mgを1日2回の服用となります。バルトレックスは、早期の服用によってより性器ヘルペスを含む単純疱疹への効果を発揮することができます。
「ヘルペスになったかな」と感じたら、もしくは医師から処方を受けたら、すぐにバルトレックスを飲み始めるようにしましょう。
性器ヘルペスの再発を抑制するためにバルトレックスを使用する場合は、1回500mgを1日1回の服用となります。再発抑制にあたっては、8週間から1年間という長期間にわたってバルトレックスを飲み続ける必要があります。
なお、バルトレックスを継続服用していても性器ヘルペスが再発してしまうことはあります。そのような場合は、1回500mgを1日2回の服用に戻すようにしましょう。
性器ヘルペスの再発抑制のためのバルトレックスの服用をすることによって、性行為をする相手への感染の抑制にもつながります。とはいえ、パートナーへのヘルペスウィルスの感染のリスクがゼロになるわけではないので、きちんとコンドームなどを使用することが推奨されています。
バルトレックス(バラシクロビル)の飲み合わせ
抗ウィルス薬であるバルトレックスには飲み合わせの悪い医薬品があります。以下にまとめるこれらの医薬品とバルトレックスとを併用してしまうと副作用の症状が強く出てしまう可能性があります。
なので、今現在、服用している薬がある方は、その薬とバルトレックスとの飲み合わせについて事前にチェックしておくようにしましょう。不安や疑問がある場合には、躊躇することなく専門医を受診するようにしましょう。
バルトレックスとの併用に注意するべき医薬品は次の通りです。
- 痛風の治療薬であるプロベネシド(ベネシッド)
- 胃炎や胃潰瘍の治療薬であるシメチジン(タガメット)
- 免疫の働きを抑制させるモフェチル(セルセプト)
- 喘息の治療薬であるテオフィリン(テオドール)
これらの医薬品とバルトレックスを併用すると、互いに影響しあって上手く代謝されず、身体に有効成分が残留してしまいます。その結果として、副作用のリスクが高まってしまいます。
これら4種の医薬品を服用している場合、バルトレックスの使用に際しては必ず専門医に相談をするようにしましょう。
バルトレックス(バラシクロビル)の体験談
バルトレックスはヘルペスの治療薬として広く普及しています。そのため、ネット上にはたくさんのバルトレックスの体験談がシェアされています。
以下に、そのうちのひとつを引用します。バルトレックスの服用に不安や疑問を抱いている方は、ぜひ参考にして下さいね。
32歳男性
過去に当時のパートナーから性器ヘルペスをうつされました。その時は性病を専門に扱っている病院で薬を処方してもらってなんとか治療しました。
しかし、その後、2回ほど性器ヘルペスの再発に悩まされています。仕事で忙しくなったり、プライベートで問題を抱えたり、何かとストレスフルな生活をしているとヘルペスが再発する感じです。
次、いつまた再発するか分からないので、バルトレックスを常に携帯しています。2度目の再発からは「またか」という感じでいちいちクリニックへ行くのも手間に感じるようになりました。
なので、その時以来、バルトレックスを海外通販して入手し対処しています。手軽だし、価格も安いし、これからの再発に備えての常備薬はこの個人輸入したバルトレックスにしていこうと思っています。
まとめ:性器ヘルペスにはバルトレックス(バラシクロビル)を
バルトレックスは抗ウィルス薬です。性器ヘルペスを含むさまざまな感染症に効果を発揮します。バルトレックスを手に入れるためには医師の処方せんが必要です。
そのため、クリニックに出向き保険証を提示する必要があります。この手間を避けるためには海外通販サイトを利用し、海外製のバルトレックスを個人輸入する必要があります。
ヘルペスは再発しやすい感染症です。そのため、多くの方がいざ再発した時に備えてバルトレックスを常備しています。この常備薬としてのバルトレックスを入手するのに海外通販を利用する方が多いようです。
効果・副作用・飲み合わせなどは日本製のバルトレックスと違いありません。バルトレックスの入手における手間やコストをなんとかしたいという方は、ぜひチェックしてみて下さいね。
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