本記事ではベセルナクリーム(アルダラクリーム)とそのジェネリック医薬品についてまとめていきます。ベセルナクリームとアルダラクリームはともに尖圭コンジローマの治療薬のぬり薬になります。
日本で流通しているのがベセルナクリームで、海外で流通しているのがアルダラクリームになります。有効成分は同じイミキモドです。
ベセルナクリームを入手するためには、医師の処方せんが要ります。そのためクリニックに出向かなくてはなりません。何らかの理由でクリニックに行けない・行きたくない方もいるかと思います。
そのような時には海外通販サイトを利用し、アルダラクリームのジェネリック医薬品を個人輸入するのがおすすめです。ベセルナクリームと同じ有効成分・効果のぬり薬を1袋900円程度から購入することができます。
目次
ベセルナクリーム(アルダラクリーム)とは?
ベセルナクリームとアルダラクリームは尖圭コンジローマの治療薬です。有効成分はイミキモドになります。海外ではアルダラクリームという名称で販売が行われています。日本国内においては持田製薬からベセルナクリームという名称で販売されています。
ベセルナクリームもアルダラクリームも成分・効果は同じものですが、日本国内のクリニックなどで処方を受ける場合はベセルナクリームになります。本記事においては、より日本人に馴染みのあるベセルナクリームに統一して記述していきます。
ベセルナクリームは医療用医薬品であり、医師からの処方せんがないと購入できないものです。そのため、街中のドラッグストアなどでは購入することは出来ません。
街中のクリニックを訪れ、専門医の診断を受ける必要があります。どうしてもクリニックに行けない・行きたいくないという場合は、後述するようなベセルナクリームのジェネリック医薬品の個人輸入という方法があります。
ベセルナクリーム(アルダラクリーム)の効果
ベセルナクリームは尖圭コンジローマの治療薬です。尖圭コンジローマとは、近年患者数が増えつつある性感染症のひとつです。性器や肛門のまわりにイボができるものです。
尖圭コンジローマの治療法としては、イボを凍結させる療法や外科手術による切除などがあります。そのうち薬による治療薬で使用されるのがベセルナクリームとなります。
有効成分のイミキモドを患部のイボに直接塗ることによって、イボの増殖を防ぎイボを消失させる効果があります。外科手術や凍結療法などの身体に負担のある治療法に比べ、身体的にも精神的に楽に治療できるます。
また、尖圭コンジローマの再発を防ぐ効果も高いとされています。このため、ベセルナクリームは尖圭コンジローマ治療のスタンダードとなっています。
ベセルナクリーム(アルダラクリーム)の特徴
ベセルナクリームの特徴は、繰り返しになってしまいますが、患部に塗るだけで尖圭コンジローマを治療できるという手軽さにあります。ベセルナクリームは日本初の尖圭コンジローマに対する塗り薬です。2007年に販売が開始されました。
ベセルナクリームが発売開始される以前は、尖圭コンジローマに対する治療法としては外科的な療法しかありませんでした。
- イボを液体窒素で凍らせて除去する凍結療法
- イボを電気メスで焼いて除去する電気焼灼
- イボをレーザー光線で除去する炭酸ガスレーザー蒸散
- 手術によってイボを除去する外科的切除
これらの治療法はおいそれと気軽に受けることは出来ないものです。また、イボの切除のみでウィルスを死滅させるわけではありません。そのため、尖圭コンジローマの再発のリスクもあるものです。
そのような状況において登場したのがベセルナクリームです。塗るだけでイボを治療しウィルスの増殖を防ぐことが出来るという尖圭コンジローマに対する画期的な治療法として迎え入れられました。
また、ベセルナクリームでの治療法では尖圭コンジローマの再発率も低いことから、外科的な治療法と併用させることも多くなっています。
ベセルナクリーム(アルダラクリーム)の副作用
ベセルナクリームは副作用の多い薬です。ウィルス性の根強いイボを除去するという強い効果があるということもあり、多くの使用者が何らかの副作用を発症します。報告されているベセルナクリームの副作用は以下のような症状です。
- 皮膚が赤くなる
- 皮膚がただれる
- 表皮がはがれ落ちる
- 皮膚のむくみ
- 皮膚の痛みやかゆみ
これらの副作用は、言わば有効成分が尖圭コンジローマに効いているあかしのようなものです。なので、ある程度は覚悟し我慢する必要があります。
しかし、副作用の症状が重くなった場合には、塗布した患部を石鹸で洗い流し医師に相談するようにしましょう。ネット上の体験談などによると、ベセルナクリームを塗るとかゆみがひどくて夜まともに寝れないなんて方もいるようです。
ベセルナクリーム(アルダラクリーム)の使い方
今までは外科的切除でしか治療できなかった尖圭コンジローマ。それを治療するための医薬品として開発されたベセルナクリームは、当然ながら強い作用が身体にあるものです。そのため、きちんとした使い方を学び、それに沿って使用していくことが必須になります。
以下、製造元の持田製薬が発表しているベセルナクリームの正しい使い方を引用します。
- 1日1回、週3回、就寝前に患部にぬる
- 塗ったままの状態で6~10時間そのままでいる
- 起床後に石けんで必ず洗い流す
- 16週を超えての連続使用はしない
また、使い方に関しての注意点としては以下になります。
- 毎日続けての使用はしない
- 6~10時間を超えて塗ったままにしない(起床後に洗い流すのを忘れない)
- 患部に厚く塗らない
- 尿道や膣内、肛門内には塗らない
- 性器や肛門の周囲のイボ以外にはぬらない
- 傷のある患部にはぬらない
- ぬった部分を絆創膏やテープでおおわない
- 薬をぬった後は必ずすぐに手を洗う(薬をぬったままの手で患部以外をさわらない)
これらのガイドラインから外れたことをすると重度の皮膚障害のリスクが高まってしまいます。気を付けましょう。
ベセルナクリーム(アルダラクリーム)のジェネリック医薬品について
冒頭でも述べたように、ベセルナクリームは処方せんを必要とする医療用医薬品です。そのため、手にするためには街中のクリニックに出向き、専門医の診察をうける必要があります。
しかし、わざわざクリニックに行く時間を割くことが出来ないという方や、会社や家族に尖圭コンジローマを患っていることを知られたくないために保険証をクリニックに提示したくないという方もいるかと思います。
そのような方におすすめなのが、海外通販サイトを利用してベセルナクリーム(アルダラクリーム)のジェネリック医薬品を個人輸入することです。ジェネリック医薬品なので有効成分は全く同じイミキモドで、ベセルナクリームと同じ効果を期待できます。
価格も1袋あたり900円程度とお得になっています。海外通販サイトを利用しての医薬品の個人輸入に関しては、タツナビというサイトの「おすすめの実績ある販売会社とは」という記事をご確認ください。
ベセルナクリーム(アルダラクリーム)のジェネリックの体験談
ネット上にはベセルナクリーム(アルダラクリーム)のジェネリック医薬品を海外通販サイトで購入した方の体験談がたくさんシェアされています。
その中から参考になりそうなものを以下に引用します。ベセルナクリームのジェネリック医薬品の個人輸入に不安がある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
32歳女性
尖圭コンジローマに気づいたのは、陰部の周囲にイボを見つけたのがきっかけです。ほっとけば治るかなと思っていたのですが、症状が悪化してきたので婦人科を受診することになりました。
先生はベテランの方だったのですが、診断されて言われたのは「患部を焼いてイボを取る」というものでした。正直、患部の場所が場所だっただけに「肌を焼く」ということには抵抗がありました。
で、色々と自分で調べてみて見つけたのがネットで購入できるアルダラクリームのジェネリック医薬品です。「塗り薬だけで治ったらラッキー」ぐらいの感覚で使い始めました。
結果、3週間もするとイボが小さくなっているのを確認できました。1ヵ月を過ぎるころにはほぼほぼ完治していたと思います。かゆみで夜中に起きてしまうなどの副作用は少なからずありました。
また、患部も赤くなり、ちょっとただれてしまっていたと思います。しかし、肝心の尖圭コンジローマをしっかりと治すことが出来たので満足しています。再発に備えてこれからも常備しておこうと思います。
まとめ:尖圭コンジローマにはベセルナクリーム
尖圭コンジローマの治療薬としてはベセルナクリームとアルダラクリームがあります。ともに有効成分はイミキモドであり同じ効果・効能です。日本で流通しているものがベセルナクリームになり、海外で流通しているものがアルダラクリームになります。
身体に大きな負担がある外科的切除が主な治療方法である尖圭コンジローマにおいて、塗り薬のみで症状のイボを除去できるベセルナクリームは重宝するものです。
入手には医師の処方せんが要るためにクリニックに行く必要があります。しかし、海外製のアルダラクリームのジェネリック医薬品であれば、海外通販サイトからの個人輸入で入手できます。
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