本記事では、女性のトリコモナス症についてまとめていきます。トリコモナス症は、男性よりも女性に発症しやすい性感染症です。
女性の膣内でトリコモナス原虫が増殖することによって、トリコモナス症は発症します。おりものや女性器周辺に何らかの違和感や不快感を感じたら、トリコモナス症の感染を疑ってみる必要があります。
トリコモナス症は、放置していても自然治癒するものではありません。トリコモナス症への感染に気がついたら、すぐに治療を始める必要があります。トリコモナス症の治療には、フラジールやハイシジンといった抗原虫薬を用います。
クリニックで処方してもらうか、海外通販で個人輸入をすることによって入手することが出来ます。きちんとトリコモナス原虫を死滅させるまで、抗原虫薬の服用をするようにしましょう。
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目次
トリコモナスかも?発症時の特徴
トリコモナスは、トリコモナス原虫という病原菌に感染することで発症する性病です。男性がトリコモナスに感染しても、自覚症状はほとんどありません。特に目立った症状もないまま、自然治癒してしまうこともあるようです。
しかし、女性の場合は、そうではありません。トリコモナスに感染した女性は、その半数において、以下のような症状を発症することになります。
- 女性器周辺の異常(かゆみや痛み、腫れやただれなど)
- 排尿痛や性交痛
- 不正出血
- おりものの異常(増加や悪臭)
トリコモナス症に感染した女性は、10日間程度の潜伏期間を経て、これらの症状を発症する場合があります。多くの女性がトリコモナスの発症に気づくのは、おりものの異常によってです。
普段とおりものの状態に変化が見られるようになったら、トリコモナス症を疑ってみたほうが良いかもしれません。
女性のトリコモナスの症状
前述したように、上記のようなトリコモナスの症状を自覚するのは、トリコモナス症に感染した女性のうちの約半数となっています。つまり、多くの人はトリコモナスの感染に気づかないまま放置してしまうということですね。
他の性感染症と同様に、トリコモナスにも自然治癒を期待することは出来ません。そのため、知らずのうちにトリコモナス原虫が体内に進行していくこともあります。
先に述べたように、トリコモナスの感染に気付きやすい症状としては、おりものの異常があります。おりものが以下のような状態になった場合には、トリコモナスを疑う必要があります。
- ひどい悪臭
- 泡状のおりもの
- 黄緑色や白く濁ったおりもの
- おりものの量の増加
これらの異常がおりものに見られた場合、トリコモナスに限らず、何らかの性感染症となっている可能性があります。早急に検査を受けるようにしましょう。
女性のトリコモナスの感染経路
トリコモナスの代表的な感染経路としては、もちろんセックスとなります。性感染症のひとつなので当然ですね。特に、コンドームを着用しない状態でのセックスにおいては、より高い確率でトリコモナスが感染することになります。
当然のことですが、トリコモナスに感染して疑いがある場合は、一切のセックスを止める必要があります。
トリコモナス症の感染経路は、セックス以外にもあります。代表的なものとしては、以下のようなケースです。
- 公共のプールや浴場、トイレなど
- 家族で共有しているタオルや服など
トリコモナス原虫は、膣内以外でも、水のある場所ならば生息することが出来ます。そのため、このような他者と触れ合う可能性のある水場において、トリコモナス症に感染してしまうことがあります。
女性のトリコモナスの症状が進行すると
トリコモナス症は、他の性感染症と同じく、放置してよいものではありません。「症状がたいしたことないから」と放置をしていると、トリコモナス原虫は膣口から身体の奥へとどんどん進行していくことになります。
その結果、子宮や卵管にまでトリコモナス原虫が感染してしまうことがあります。そうなってしまうと、不妊や早産、流産につながることもあります。出来るだけ早急な治療が必要となるわけですね。
トリコモナスは、放置をしていると、発症から2~3週間で症状が収まることがあります。これは、自然治癒したわけではないので、注意が必要です。症状が消えても、体内(膣口)にはトリコモナス原虫が依然として生息しています。
そのような場合は、半年以内に症状が再発することおもあるようです。なので、トリコモナス症の完治をきちんと確認するまでは、油断しないようにしましょう。
女性のトリコモナスの治療方法
トリコモナス症の治療は、抗原虫薬を服用することによって行います。具体的には、フラジールやハイシジンといった医薬品ですね。これらの抗原虫薬をきちんと摂取することで、トリコモナス症は7~10日間ほどで完治させることができます。
薬の服用が終わったら、再びトリコモナスの検査を実施し、トリコモナス原虫の死滅を確認するようにしましょう。
トリコモナス症の治療をするにあたっては、クリニックで保険を適用することが出来ます。その場合は、治療薬の代金を含めて、1万円以内で抑えることができます。
しかし、保険証をクリニックに提示すると、医療費の通告で会社や家族にトリコモナスの治療をしたことがバレる可能性があります。
そのような事態を回避するためには、保険証を出さずに自費診療をしたり、海外通販サイトから抗原虫薬を個人輸入する必要があります。
女性のトリコモナスで気をつけるべき事
女性がトリコモナス症の治療にあたって注意するべきことは、再発のリスクです。基本的に、前述したフラジールなどの抗原虫薬でしっかりとトリコモナス原虫を死滅させることが出来れば、トリコモナス症が再発することはありません。
しかし、以下のような理由で、トリコモナス原虫の殺虫が上手くいかなかった場合は、トリコモナス症の再発リスクが高まってしまいます。
- トリコモナス原虫が抗原虫薬に対して耐性を持っていた場合
- パートナーもトリコモナスに感染しておりピンポン感染してしまう場合
- 子宮など身体の奥にまでトリコモナスが進行していた場合
これらのいずれかに当てはまる場合は、通常よりもトリコモナス症の治療が困難になる場合があります。大事なのは、治療が終わった後に、検査を再度実施して、トリコモナス症の完治をきちんと確認することです。
まとめ:トリコモナスは女性に発症しやすい性感染症
トリコモナス症は、トリコモナス原虫が膣内で増殖することによって引き起こされる性感染症です。トリコモナス原虫は女性の膣内で増殖することが多く、トリコモナス症は女性に発症が多くみられます。
症状が重症化することはそんなに多くはありません。しかし、自然治癒が期待できない性感染症なので、放置はするべきではありません。
もし、おりものの異常などトリコモナス症の感染の兆候に気がついたら、すぐに性病検査を受けるようにしましょう。トリコモナス症の治療には、フラジールやハイシジンといった抗原虫薬を用います。
たいての場合、7~10日間も服用すれば、膣内のトリコモナス原虫は死滅することになります。症状がおさまったら、もう一度、性病検査を受け、トリコモナス症が完治したかをきちんとチェックするようにしましょう。
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