本記事では、日本の風俗で蔓延している性感染症の種類についてまとめていきます。風俗に行くことで感染する性感染症としては、以下の5つが代表的なものです。
- クラミジア
- 梅毒
- ヘルペス
- 淋病
- カンジダ
それぞれ別の原因菌やウィルスによって引き起こされるものです。
そのため、それぞれの性感染症で、治療に用いる医薬品は異なってきます。なので、性感染症にかかったら、まずするべきことは、自分の性病を特定することです。
その上で、その性病にあった投薬治療を行うことが必要となります。性病治療においては、早期発見・早期治療が重要になります。
目次
日本の風俗で蔓延している性感染症とは
日本にはさまざまな業態の風俗店があります。どのタイプの風俗店にも共通していることは、性感染症が蔓延しているということです。どれだけ予防をしようと、風俗遊びをするにあたっては、この性病への感染のリスクからは逃れることが出来ません。
現代においても、風俗における性病の感染率はいまだに増え続けています。以下、日本の風俗において流行している性感染症についてまとめていきます。
風俗遊びをするにあたっては、それぞれの性病の特徴を事前に把握しておき、いざという時に適切な対処が出来るようにしておきましょう。
クラミジア
クラミジアは、日本でもっともメジャーな性感染症のひとつです。厚生労働省の発表によると、年間25,000人ほどのクラミジアの新規患者が報告されているとのことです。
クラミジアは、セックスにおける感染確率が50%と、非常に高いのが特徴です。男女を問わず、多くの方がクラミジアに感染しています。
男性のクラミジアの症状は、その半数程度が無症状であるとされています。また、症状が出たとしても、ちょっとした排尿痛や睾丸の痛みのみとなります。そのため、多くのクラミジアの男性患者は、自分が感染したことに気づかずに生活していると言われています。
梅毒
梅毒は、近年の日本において患者数が急激に増加している性感染症です。厚生労働省の統計によると、2010年から2015年の5年間で、患者数が5倍近くに増えているとのことです。セックスにおける梅毒への感染確率は、30%程度とされています。
梅毒への感染は、コンドームによってある程度は防ぐことができます。しかし、キスによっても感染することがあるので、注意が必要です。男性の梅毒の症状としては、性器周辺に発症するしこりや太もものリンパの腫れなどです。これらの症状には痛みはありませんが、放置は厳禁です。
ヘルペス
厚生労働省の統計によると、年間8,000人ほどがヘルペスに感染しているとのことです。ただし、ヘルペスは、他の性感染症と比べると、自覚症状が少ないのが特徴です。そのため、ヘルペスの感染に気づかずに日常生活を送っている人の数は数万人にものぼるとされています。
ヘルペスは感染力が強く、お風呂の椅子やタオルなどからも感染します。そのため、衛生管理がなされていない風俗店での感染が多くあります。男性のヘルペスの症状としては、性器周辺の痛みやかゆみです。また、赤い発疹や水ぶくれが発症するのも特徴です。
淋病
淋病は、男性に強い症状が発症する性感染症です。女性の場合、淋病に感染しても、その8割程度が無症状であるとされています。そのため、多くの風俗嬢が淋病への感染に気づかないまま、男性客との接客を行っています。その結果として、風俗店での淋病が蔓延してしまっています。
男性の淋病の症状としては、強い排尿痛があります。また、尿道にかゆみなどの違和感があらわれ、乳白色の膿が分泌されることもあります。一度のセックスにおいて、女性から男性への淋菌の感染は、35%ほどの確率で伝播するとのことです。ピンサロなどでの淋菌は流行しています。
カンジダ
カンジダは、淋病と違って、男性よりも女性に強い症状があらわれる性感染症です。日本人女性の20%ほどが、一生のうちに一度はカンジダ症を経験するとされています。
それぐらいに女性にとっては、身近な性病となっています。ストレスなどで身体の免疫が低下しているときに、発症しやすくなるようです。
男性におけるカンジダの症状としては、亀頭周辺のちょっとした赤みやかゆみ程度です。そのため、多くの男性がカンジタの発症に気づかずに生活してしまっているとのことです。
そのため、風俗におけるカンジダの感染が拡大しています。多少の違和感でも、気づいたらすぐに検査を受けることが大事になります。
適切な性感染症の治療を受ける
風俗においては、どれだけ予防をしていても、これらの性感染症に羅患してしまう確率があります。いざ性感染症になってしまったら、大事なことはすぐに治療を行うということです。
症状が大したことないからといって、治療を後回しにしていると、さらなる感染拡大につながることになります。
そのため、風俗で遊んだ後は、自分の身体の体調に気を配るようにしましょう。少しでも、いつもと違う感じがあったら、まずは性病検査を受けることが大事です。言うまでもないことですが、性感染症においては、早期発見・早期治療が何よりも重要となります。
性病検査で感染症の特定を
忘れてはいけないことは、それぞれの感染症で治療の方法は異なるということです。基本的にはどの性感染症であっても、投薬治療をすることになります。
しかし、それぞれの感染症によって、用いられる医薬品は異なります。なので、まずは自分がどの性感染症に羅患したのかを特定しなければいけません。
そのために必要なことは、性病検査です。一番確実なのは、性病クリニックなどの専門医がいる病院・クリニックとなります。ただ、病院に行く暇がないという方もいるでしょう。
そのような場合は、自宅で行える性病検査キットなどもあります。少しでも違和感を感じたら何らかの性病検査を受けましょう。
適切な投薬治療を
性病検査を受け、自分が感染した性病を特定したら、その後はその感染症に合った投薬治療をすることになります。基本的には、抗生物質などを服用することで、感染症の原因となる細菌やウィルスを死滅させることになります。それぞれの感染症の治療に用いる治療薬は以下の通りです。
- クラミジア:アジスロマイシン、クラリスロマイシンなど
- 梅毒:ペニシリン
- ヘルペス:アシクロビル、ビダラビンなど
- 淋病:ペニシリン、アジスロマイシンなど
- カンジダ:クロトリマゾール
各感染症に合わせて、これらの医薬品を服用することでの治療が必要となります。
まとめ:風俗で感染しやすい性病への対処
日本の風俗では、性感染症が蔓延しています。特に多く感染が拡大しているのは、以下の5つの性感染症です。
- クラミジア
- 梅毒
- ヘルペス
- 淋病
- カンジダ
同じ性感染症とはいえど、それぞれ別の原因菌やウィルスによって引き起こされるものです。
そのため、それぞれの性感染症ごとに治療薬は異なってきます。まず大事なことは、自分が感染した性病を特定することです。そして、その性病にあった治療薬を服用することが必要となります。風俗で遊んだあとは、自分の身体の違和感に敏感になるようにしましょう。
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