本記事では、風俗店における性病検査の実態についてまとめていきます。男性からすると、店に出勤している風俗嬢は皆が性病検査をパスしていると思いがちです。しかし、実態はそのようなわけではありまえせん。性病検査を義務付けている風俗店は、一部の高級店に限られます。
その他多くの風俗店においては、店側は風俗嬢の性病について把握していません。そのため、性病であるにも関わらず、出勤を続けている風俗嬢なども存在します。このような状況があるため、風俗遊びにおける性病感染のリスクは避けることが出来ないものとなります。
目次
風俗店における性病検査の実態とは
ネットの風俗店のポータルサイトなどをみていると、次のようなキャッチコピーを目にすることがあります。
「当店は、所属している女性に性病検査を徹底されているので、安心です」
性病に感染する確率が低いことを店側は、風俗客にアピールしているわけですね。
このような触れ込みのお店を利用することで、性感染症にかかるリスクは低くなるのでしょうか。以下、ネットでの口コミや体験談をもとに、風俗店における性病検査の実態についてまとめていきます。
結論から言ってしまえば、風俗店で遊んでいる限り、性感染症のリスクからは逃れられません。
検査の義務化は高級店のみ
「風俗店って所属する嬢はみんな性病検査してるんじゃないの?」
「風俗嬢は性病検査結果の提出が義務化されてるんじゃないの?」
男性からすると、このような思うかもしれません。しかし、風俗店における性病検査の実態は、だいぶ異なります。性病検査を義務化しているのは、一部の高級店のみというのが実情です。
高級ソープなどでは、お客も一回のプレイで結構な額のお金を払うことになります。そのため、店側もお客の信頼を獲得する必要があります。その一環として、所属する風俗嬢に性病検査を義務付けている場合があります。しかし、大衆店や格安店となると、事情が異なってきます。
ライトな風俗では検査なしがほとんど
ひとえに風俗店といっても、さまざまな業態があります。
- ピンサロ
- イメクラ
- デリヘル
- 箱ヘル
- ソープ
そして価格帯もさまざまです。数千円で済むものから、数万円を要するものまで、風俗には色々な種類があります。そして、その中で、性病検査を義務付けているのは、ほんの一握りの高級店です。
格安で大量の客をさばく必要のあるピンサロやデリヘルでは、性病検査が行われていないことがほとんどのようです。つまり、そのような店では、全てがその風俗嬢任せであるということですね。実際、性病が蔓延しているのは、このタイプのお店が多くなっています。
性病のまま働いている風俗嬢も
性病検査結果の提出が義務化されていない風俗店では、所属する風俗嬢が性病になったかどうかを店側が判断することは出来ません。そのため、信じられないことですが、性病になったとしても、変わらずにそのまま働き続けている風俗嬢も少なくないとのことです。
ネットでの風俗嬢のコミュニティをチェックしたのですが、「身体に性病っぽい症状が出ているけど、気にせず働いている」という内容の書き込みが複数ありました。
特に、バイト感覚で所属できるライトな風俗店の女性に、このようなタイプは多いようです。プロ意識がないゆえに、性病管理も適当だというわけですね。
仕事を休めない風俗嬢の事情
また、風俗嬢からしても、仕事を休めない事情があります。
性病にかかってしまうと、その治療期間の間は、一切の仕事が出来なくなります。性病の治療をしている間の収入を、お店が肩代わりしてくれるようなこともありません。つまり、風俗嬢からしたら、その期間は無収入となってしまうわけです。
そうなると、生活に支障をきたす女性も出てくるでしょう。なので、一部の風俗嬢は、性病になったことを押してでも仕事を続けてしまうわけです。
その結果として、風俗嬢から男性へと性病が蔓延していくことになります。このタイプの風俗嬢にあたってしまった場合、性病の感染を防ぐのは難しくなってしまいます。
性病検査をしても病気が防げるわけではない
また、注意しなければいけないのは、性病検査をしている風俗店であっても、必ずしも安全であるわけではないということです。所属する女性が性病検査をしているといっても、毎日しているわけではありません。たいていのお店が、月1回程度の検査となっているでしょう。
つまり、検査結果が出てから自分とプレイをする間に、風俗嬢が性感染症にかかってしまっている可能性はゼロではないということです。繰り返しになりますが、風俗遊びをするにあたっては、「絶対に性感染症にはかからない」ということはありえないということです。
生本番のお店では防ぎようがない
特に気をつけなくてはいけないのが、「生本番」のお店です。一部の風俗店では、暗黙の了解として、風俗嬢に生挿入を許可しているお店があります。そのようなお店では、当然のことならがら、直接的に粘膜接触をするわけなので、性感染症のリスクは格段に上がることになります。
男性の願望として、「生でしたい」「コンドームをしたくない」というものがあるのは理解できます。しかし、その裏には、かなりの高い確率での性感染症のリスクがあることを理解しなければいけません。
少しでも性感染症のリスクを下げるには、ゴム着を徹底している風俗店を選ぶようにしましょう。
性病検査を徹底しているお店は少ない
また、HP上でのお店の紹介では「性病検査を徹底している」と謳っているお店であっても、本当に性病検査結果の提出をきちんと行っているお店は本当に少数となります。中には、口頭で風俗嬢に性病検査結果を聞くだけというお店もあるようです。
ネット上の風俗嬢のコミュニティの書き込みによると、実際には性病検査を受けずに適当にお店に報告している風俗嬢も少なくないとのことです。これは、性病検査の費用が風俗嬢もちであるためです。検査費用が1回で1万円弱ほどかかるために、その費用をケチる風俗嬢が多くいるということですね。
検査をパスしても安全なわけじゃない
さらに、繰り返しになりますが、一度性病検査をクリアしたからといって、その女性が完璧に安全かというとそんなことはありません。性感染症には、潜伏期間があります。その潜伏期間に性病検査を行っても、感染を発見できないことがあります。
そのような場合は、検査結果をクリアした女性であっても性病に羅患している場合があるということです。そうなると、もう男性客側では、性病のリスクを避けることは出来ないということになります。このため、風俗遊びと性病への感染とは切っても切れない関係となるわけです。
まとめ:性病検査をしてる風俗店でも安全なわけじゃない
性病検査結果の提出を義務付けている風俗店というのは、ほんの一握りの風俗店のみです。大部分の風俗店においては、店側では所属している風俗嬢の性病について把握していないのが現状です。そのため、風俗店における性感染症の被害は、拡大の一途をたどっています。
また、性病検査を徹底しているからといって、その風俗店が安全かというとそうではありません。多くの場合において、風俗嬢が性病検査をするのは月に1回がいいところです。性病の潜伏期間などを考えると、性病検査が意味をなさない場合もあるので要注意です。
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